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2016年10月吉日
野球知識検定実行委員会


『プロ野球の課題』
         北川 博康

私は子どもの頃から、野球をすること、観ることが好きでした。50を越えた今でも、プロ野球、高校野球などいろいろな試合を球場で観ること、声の限りに応援することを、人生の大きな楽しみにしています。今回はせっかくの機会をいただきましたので、日本のプロ野球についての意見を書かせていただきます。

言うまでもなく、プロ野球は日々、多くの課題を抱えています。選手の契約、年俸、FA制のあり方やチーム数、地方ファンの開拓、ひいてはクライマックスシリーズの意義やコリジョンルールなど。

私は、今後も多くのファンに支えていってもらうために、NPBをもっとファンに開かれた組織にすべきと考えます。今はオーナー会議に、コミッショナーを越える実質的な権力が集まりすぎており、大切なことが密室で、ファンの声を広く聞かずに決められることが罷り通っています。

コミッショナーの権限をもっと大きくした上で、多くのファンの間で意見が分かれる問題については、タウンミーティングを設けたりファン投票を行い、その結果を参考にすべきと考えます。

例えばチーム数の問題ですが、全国にはNPBチームの本拠地ではない立派な球場が多くあり、独立リーグもいくつかあります。チームを増やして底辺を広げ、今は球団のない県に「うちらのチーム」を作る素地は十分にあります。当然、チーム間の格差ができるので、入場料と放映権料をNPBが一括管理して集めて、選手や監督の年俸もNPBが一括査定で決めて払います。これなら、資金のある球団にいい選手が集まることはなくなります。各球団からはNPBに、必要な額を出してもらい、実績に応じて再配分します。

これはあくまで一つの私案であり、様々な問題を含んだ考えであることは重々承知しています。ただ、今や日本のプロ野球は「企業の、ある程度自由な経済活動の一つ」であってはならず、「日本最大の、公共の娯楽」としていかにあるべきかを追求していくべき時期に来ていることを確信しているのです。 以上



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