2018年10月吉日
野球知識検定実行委員会
『私的プロ野球への取り組み方』
桂川 素基
私が特にプロ野球を観るにあたって心掛けている事は、他社になりますが毎週のベースボール・マガジン社
発行の『週刊べースボール』のチェックと翌日の新聞で前日行われた試合の全12球団のボックス(どの選手
が何打数何安打の成績であったか、どの投手が何イニング投げ何被安打・何自責点であったか等が書かれて
いる欄)のチェックを欠かさず行う事ですね。
特に後者は、1998年のシーズン後半から野手成績だけを2000年からは投手・野手成績共に読んでいますね。
他にも、野球に関する雑誌や文献を読み漁り、調査をし、分からない事や疑問があれば、調べる・覚える事
の継続です。
”その積み重ねが、自身の野球知識の血となり肉となる”と思っているので、日々の「研鑚を怠っちゃイカン」
という事です。そうなると勝敗・応援には、あまり興味が無くなりますね。つまり私の中で「野球とは?」
と問われれば、スポーツや娯楽ではなく"「雑学」である”と答えます。
だから「記録」特に”珍記録”には、興味がありますね。それとエピソードは、大好きですね。そういった気
持ちがなければ、「野球知識検定を受験しよう」とも思わないでしょう。あと球界歴代OBの選手達や各球団
の歴史や消滅した球団の歴史や野球の歴史を知るのも大好きです。
この件に関しては、検定の意義にも書かれていますが、今の野球ファンが若干”歴史や先人達の功績について
ないがしろにしている・大事にしていないのではないか?”と思う所は、私にもありますね。毎年各社発行の
プロ野球選手名鑑にも「各球団のミニ球団史みたいなもの」が、載ってる物も存在するのに。
皆さん、"こういった歴史・経緯や先人達が築き上げて来た功績や野球を観られる感謝の心・幸福感、現在の
野球の隆盛は、どのようにして築かれていったかといった事にあまりにも無頓着では、ありませんか?"とは、
思いますね。
今後の野球界への提言としては、マスコミに対してですね。あまりにも「巨人・阪神に対してVIP待遇すぎや
しませんか?」という所ですね。ここをもう少し是正して12球団公平・同等に扱っていただければ、私の不
満やストレスはだいぶ解消されますし、この事に不満を抱いている野球ファンも「野球から離れて行かない
(野球ファンをやめない)」と思いますよ。
それと「ビデオ判定」・「敬遠申告制」には、反対です。理由は前者は「人間臭さ」が失われ、後者は”ドラ
マティック性が失われるから”ですね。